BAR VERABO
ベラボーの仕事場
 無知な夢 / 夜のとばり /
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大人の紙芝居〜vol.2〜「夜のとばりの夢噺」 作:篦棒 (2015.8.8)
夜の帳(とばり)が落ちて、今日一日も最終段階に落ち着く頃、
街は、色んな人種がソロ〜リ、ゾロゾロ、ブラブラ、ブラーリ、と、
まるで蜂の巣から抜け出るようにボロボロ出てくる、
飛ぶというより、落ちてく感じだろうか?
そんな虫たちを、おびきよせるように「BAR 夢」があった
今夜も営業に疲れたサラリーマンが携帯片手にムニャムニャとしゃべくり、
グチとも、言い訳とも、つかぬ分からない言葉をはきだしている、
おそらく契約大失敗の、給料大幅削減される、どうすることも出来ない自分を、
誰かに慰めてもらおうとして、つい間違えて、この店に入ってきたのだろう、